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「家計、そろそろ見直した方がいいよなぁ…でも何からやれば?」
そんな風に感じている方、多いのではないでしょうか。
節約や貯金を意識するのは当たり前。だけど、いざ“家計の見直し”といっても、保険?通信費?家計簿?と、始め方がわからずモヤモヤしている人も少なくありません。
でも安心してください。実は、家計の見直しには“正しい順番”があります。
特に初心者にとっては、「どこから始めるか」が結果を大きく左右するポイントです。
この記事では、家計初心者でも迷わず始められる「5つのステップ」と、見直し後に実感できる3つのうれしい変化をご紹介します。
節約=我慢ではありません。むしろ“気持ちがラクになる”のが本当の家計見直しの醍醐味です。
家計の見直しは「どこから」が重要な理由

「見直さなきゃ…」そう思ったものの、どこから始めていいのかわからない。
実は、家計の見直しってスタート地点を間違えると失敗しやすいのです。
まずは“順番”を知ることが、ムリなく節約と貯金を成功させるカギになります。
ここでは、なぜ「どこから始めるか」が重要なのかを具体的に見ていきましょう。
節約に失敗する人が「どこから」で迷う理由
「とにかく節約しなきゃ」と思って、なんとなく食費や日用品を減らす…そんな経験、ありませんか?
でも実は、これは節約に失敗する人の典型的なパターンなのです。
というのも、変動費(=月によって増減する費用)は、頑張っても効果が一時的になりがち。反対に、家賃や保険、スマホ代などの固定費は、一度見直せば何もしなくても節約が継続します。
だから、「どこから?」と迷ったら、真っ先に固定費から見直すのが正解です。
順番を間違えてしまうと、ストレスだけが溜まって続かなくなることも。
まずは迷わず「固定費から見直す」と覚えておきましょう!
家計の見直しでよくある3つの勘違い
家計を見直すとき、多くの人が次のような「思い込み」で損をしています。
これから節約を始める初心者ほど、最初にこの勘違いに気づいておくことが大切です。
【よくある勘違い】
「食費を削ればすぐに貯金できる」
→ 食費は効果が見えやすいですが、頑張りすぎるとストレスになって続きません。
「細かく家計簿をつけなきゃいけない」
→ 毎日つけるのが苦手な人は、月の予算だけ決めて“ざっくり管理”でもOKです。
「節約=我慢すること」
→ 節約の本質は“お金の使い方を選ぶこと”。使うところには使ってOKです。
初心者が家計見直しでやるべき5ステップ

「どこから始めればいいのか分からない…」という人のために、初心者でも迷わず取り組める5つのステップをまとめました。
順番に取り組むだけで、家計が整い、ムリなく貯金もできるようになります。
どれもシンプルな内容なので、今日から始められます!
【5ステップの概要】
・収支を把握する
・固定費の内訳を洗い出す
・不要な契約やオプションを解約
・変動費を予算化する
・先取り貯金を仕組み化する
ステップ1:家計の収支を把握する
「お金、何に使っているか正直よく分からない…」
そんな状態では、どこを見直せばいいかも分かりませんよね。
最初のステップは、“今の家計の全体像”を知ること。ざっくりでもいいので、収入と支出を1か月分書き出してみましょう。
家計簿アプリを使うのもOKですが、手書きでノートに書くと実感が湧きやすくなります。「これ、こんなにかかってたんだ…」と意外な支出が見えるはずです。
ポイントは、完璧にやろうとしないこと。
まずは、生活費・固定費・変動費のざっくり3分類でも十分です。
ステップ2:固定費の内訳を洗い出す
家計見直しの要(かなめ)は、固定費の見直しです。
固定費は、一度見直せば自動で支出が減る“お得ゾーン”。
にもかかわらず、見直さずに何年も放置している人がほとんどです。
まずは、以下の項目を一つずつ紙に書き出してみてください。
・家賃/住宅ローン
・保険料(生命保険、医療保険など)
・通信費(スマホ、ネット)
・サブスク(動画、音楽、雑誌など)
それぞれに「今の契約、本当に必要?」「もっと安くできない?」と問いかけてみましょう。
この時点で、数千円〜数万円の節約ポイントが見つかる人も多いです!
ステップ3:不要な契約やオプションを解約する
「そういえば、こんなサービス契約してたっけ?」
家計の中には、気づかないうちに払い続けている“ムダな出費”が潜んでいます。
特に多いのが、スマホの有料オプションや、無料期間が終わったサブスク。
月500円の支出でも、1年で6,000円、10年で6万円。チリも積もれば…ですよね。
このステップでは、「支払い履歴の見直し」をやってみましょう。
クレジットカードの明細や銀行の引き落とし履歴を見て、
「これ何の支払い?」「今も使ってる?」とチェック。
それだけで、2〜3個の不要な支出が見つかるはず。
解約って面倒なイメージがあるかもしれませんが、
ネットで解約できるものも多いので、ぜひこのタイミングで“整理”しておきましょう!
ステップ4:変動費の管理は予算化がカギ
変動費とは、月ごとに金額が変わる支出のこと。
たとえば、食費・日用品・交際費・被服費などですね。
「削ろうと思っても、どうしても使ってしまう…」
それ、仕方ないのです。人間は“感情”で動く生き物なので、毎回節約するのは正直つらい。
だからこそ、変動費は“削る”のではなく“先に決める”のがコツ!
つまり、「食費は月3万円まで」「被服費は月5,000円まで」と予算を立てること。
さらに、袋分け(アプリでもOK)やプリペイドカードで管理すれば、
使いすぎ防止にもつながって安心感があります。
「あといくら使えるか」が分かるだけで、無駄遣いがグンと減りますよ。
ステップ5:先取り貯金で仕組み化する
「残ったお金を貯金に回そう」
これ、実は貯金ができない人の典型的なパターンです。なぜなら、残らないから。
だからこそ、効果的なのが“先取り貯金”。
給料が入ったら、まずは定額(たとえば1万円)を別の口座や積立口座に移してしまう方法です。
こうすることで、自然と“使えるお金の枠”が減るため、無理せず貯金が続けられます。「え、それだけで?」と思うかもしれませんが、仕組みを作ればこっちのもの。
銀行の自動振替設定や、貯金用のアプリ(例:finbee、IDARE)などを使えば、一度設定するだけで、あとは放っておいてもOK。
貯金が“気合い”ではなく“仕組み”で続くって、すごくラクです。
家計簿が続かない人でもできる簡単管理術

「家計簿、つけようと思ったけど続かなかった…」
そんなあなたも大丈夫!家計管理に必要なのは継続しやすい方法です。
ここでは、アプリ派にもノート派にもおすすめな、手間なく続けられる管理術を紹介します。
アプリ派におすすめ!家計管理アプリ3選
「紙の家計簿は無理…スマホでサクッと管理したい!」
そんな人には、家計簿アプリが最強の味方になります。最近のアプリは、口座連携・自動分類・レポート化など高機能で、手間いらずなのに“ちゃんと見える化”してくれます。
ここでは、初心者でも使いやすいと評判のアプリを3つご紹介します👇
【おすすめ家計管理アプリ】
1.マネーフォワード ME
銀行口座やクレカと連携すれば、自動で出入金を記録。視覚的にわかりやすく、初心者でも続けやすい定番アプリ。
2.Zaim(ザイム)
レシート読み取り機能が便利。項目別にグラフ化され、支出の傾向が一目瞭然。シンプルな操作性も魅力。
3.OsidOri(オシドリ)
夫婦や家族で家計を共有できるのが強み。「家計簿はパートナーと一緒に管理したい」という方にぴったり。
どれも無料で始められるので、気軽に試して「これだ!」というアプリを見つけてくださいね。
ノート派でも続く!ズボラ式家計ノート術
「スマホは苦手…でも手書きで記録するのも面倒くさい」
そんな“ズボラさん”にこそおすすめしたいのが、1行だけ書けばOKの家計ノートです。
ポイントは、「完璧を目指さないこと」。
支出のたびに細かく記録しようとすると、3日で挫折します。
でも、1日に“ざっくり合計”だけメモするなら、意外と続くんです。
たとえばノート1ページを1週間に分けて、「5/1 食費1500円+日用品600円 → 合計2100円」くらいのラフさでOK。大事なのは“支出を自覚する習慣”をつけること。
さらに、週に1回だけでも「今週ちょっと使いすぎたな」と振り返るだけで、お金の使い方に自然とブレーキがかかっていきます。
高価な家計簿ノートは不要。100均のメモ帳で十分。
“気楽さ”こそが、家計改善のいちばんの近道かもしれません。
見直しがうまくいかない人にありがちな落とし穴

「ちゃんと見直しているのに、なぜかお金が貯まらない…」
そんな人は、知らず知らずのうちに“落とし穴”にハマっているかもしれません。
ここでは、よくある失敗パターンを2つ取り上げて、避けるためのヒントをお伝えします。
固定費を削りすぎて生活が不便に
「とにかく固定費を減らさなきゃ!」と意気込んで、
保険を最低限にしたり、格安スマホに変えたりしたけど……結果は「不便になっただけ」。
節約の落とし穴のひとつが、生活の質を下げすぎてしまうことです。
たとえば、サポートのない格安SIMに変えた結果、困ったときに誰にも相談できずストレス。あるいは、保険を削りすぎて不安ばかりが増えてしまう、なんてことも。
固定費の見直しは大事ですが、「自分の生活に必要な範囲」を見極めるのも同じくらい大切です。節約の目的は、あくまで“お金の自由”を増やすこと。不安や不便が増えてしまっては、本末転倒ですよね。
変動費ばかり削ってストレスが増加
「今日も外食ガマンした」「コンビニ寄らずに帰った」——それなのに、疲れ果ててイライラ…。そんな経験、ありませんか?
変動費はコントロールしやすいようで、感情に影響を受けやすい支出なのです。
特に食費・交際費・趣味代などは、削りすぎると心のゆとりが失われます。
大事なのは、“削る”より“予算化する”こと。
「毎月この金額なら自由に使っていい」とルールを決めておけば、罪悪感もなくなります。
節約は、我慢の積み重ねではなく、仕組みでラクにするもの。
心のバランスを保ちながら続けるのが、長続きの秘訣です。
まとめ:家計の見直しは“順番”で成果が変わる!

今回の記事では、家計を見直したい初心者の方に向けて、
「どこから始めればいいの?」という疑問に答える形で、以下の内容をお届けしました。
・家計見直しは“どこから始めるか”が重要
・初心者は固定費から見直すのが効果的
・家計の見直しは5つのステップで進めると成功しやすい
・家計簿が続かない人でも、アプリやノートで工夫すればOK
・節約は“我慢”より“仕組み化”がカギ
・見直し後はお金・気持ち・未来にポジティブな変化が起きる
見直しの一歩を踏み出すだけで、
「何に使っているか分からない不安」から解放され、気持ちにもゆとりが生まれます。
そして何より、「節約=我慢」ではなく「生活を整える心地よさ」に気づけるはずです。
あなたもぜひ、今日から小さく始めてみてくださいね。
“未来のお金”と“今の安心”、どちらもきっと手に入ります。