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「家電を同時に使うとブレーカーが落ちる」「電気代の基本料金はどう決まるの?」と疑問に感じたことはありませんか。実は、電気代のうち毎月かかる「基本料金」は契約アンペアによって決まっています。 さらに、ブレーカーが落ちる原因も、このアンペア(電気の容量)と深く関係しています。
本記事では、電気料金の仕組みからブレーカーの役割、落ちる原因、家庭に合ったアンペアの目安まで、わかりやすく解説します。
電気代の基本料金はどう決まる?
電気料金は「基本料金+使用量」で構成される
家庭の電気料金は、主に「基本料金」と「電力量料金」の2つで成り立っています。基本料金は毎月固定でがかかる費用で、電力量料金は使った分だけ増える費用です。
基本料金は契約アンペアで決まる
多くの電力会社では、契約アンペアによって基本料金が設定されています。
アンペアとは「同時に使える電気の量」のことです。アンペアが大きいほど同時に多くの家電を使えますが、その分基本料金は高くなります。
つまり、自宅の使い方に合ったアンペア設定が、電気代見直しのポイントになります。
ブレーカーとは?役割と仕組み

ブレーカーは、電気の使いすぎや異常が起きたときに電気を遮断する装置です。
主な3種類のブレーカー
家庭の分電盤には主に以下の3種類があります。
アンペアブレーカー:契約容量を超えたときに作動
漏電ブレーカー:漏電を検知して遮断
安全ブレーカー:回路ごとの過電流を防ぐ
これらが連携することで、家庭の電気設備を安全に保っています。
電気は回路ごとに分かれている
家庭の電気配線は、キッチン・リビング・エアコンなど用途ごとに複数の回路に分かれています。そのため、特定の回路で電気を使いすぎると、その回路だけのブレーカーが落ちる場合もあります。
分電盤に複数のスイッチが並んでいるのは、電気を分散して安全に管理するためです。
ブレーカーが落ちる主な原因
同時使用で容量オーバー
ブレーカーが落ちる主な理由は、同時に使う電気の量が契約アンペアを超えてしまうためです。例えば電子レンジ、ドライヤー、電気ポットなど消費電力の大きい家電を同時に使用すると、一時的に大きな電力が必要になります。
その結果、家庭で使用できる電気の容量を超えるとブレーカーが作動し、安全装置としてブレーカーが作動し、電気が止まります。
家庭の電力使用は昔より増えている
近年はIH調理器や食洗機など、高消費電力の家電が増えています。
エアコンも加わることで、一度に使う電力量が大きくなりやすくなっています。
そのため、以前は問題なかった契約でも、現在の生活では容量不足になることがあります。
家庭人数別アンペア目安

一人暮らし〜少人数世帯の目安
電気の使用量は家庭人数によって大きく変わります。一人暮らしの場合は同時に使う家電が少ないため、20〜30アンペア程度でも問題なく生活できるケースが多く見られます。
また、日中家にいない時間が長い家庭では、比較的低いアンペア契約でも十分な場合があります。
家族世帯の場合の目安
家族で暮らしている場合は、エアコンや電子レンジ、洗濯機などを同時に使用する機会が増えるため、40〜60アンペア程度の契約が一般的です。
特にオール電化住宅やIHクッキングヒーターを使用している家庭では、より大きなアンペア容量が必要になることもあります。
家庭に合ったアンペア契約を見直そう
家電の使い方を整理すると適正アンペアが見えてくる
アンペア契約を見直す際には、普段どの家電を同時に使っているかを確認することが大切です。電子レンジやドライヤーなど消費電力の大きい家電を同時に使うことが多い場合は、ある程度の容量が必要になります。
生活の中でどのように電気を使っているかを整理することで、家庭に合った契約容量を判断しやすくなります。
電気の使い方を見直すことも節約につながる
契約アンペアを見直すことに加えて、家電の使い方を工夫することも重要です。消費電力の大きい家電の同時使用を避けるだけでも、ブレーカーが落ちにくくなります。
また、省エネ性能の高い家電を選ぶことも電力使用量を抑える方法の一つです。電気の使い方を見直すことは、家計の節約だけでなくエネルギーの効率的な利用にもつながります。
まとめ
電気料金の基本料金は契約アンペアによって決まり、家庭で同時に使える電気の量にも影響します。ブレーカーが落ちる原因は、この契約容量を超えたときに作動する安全機能によるものです。 近年は家電の増加により電力使用量が増えており、契約内容が合っていないケースも少なくありません。電気の使い方や契約を見直すことで、快適さとコストのバランスを最適化することができます。
また、電気を安全に利用するためには設備の点検や管理も重要です。
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関連リンク
▶︎富士商「電気保安業務ページ」
▶︎なぜ電気代が高い?1人暮らしの見直しポイントと節約